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コラム

その7 「営業をしないFP」

FPで生計を立てるためには、当然『収入』を得る必要があります。

『収入』を得るためには?

『収入』を得るためには、一般に営業努力が不可欠です。どのような業界でも営業活動を抜きにしては成り立っていきません。

私は証券会社におりましたので営業の厳しさは十分承知しています。

自分の成績を上げるためには、客先に何度も足を運び、頭を下げ、やっとの思いで注文をもらいます。

しかし、ほっとしたのもつかの間、次の注文を取らなければなりません。

目標(ノルマ)は次から次へと追っかけてきます。数字が上げなければ、叱責・罵倒されるのは当たり前、給料・ボーナスも最低限しかもらえません。勤務時間などあって無きのごとしです。目標が達成できなければそのプロセスは評価されない世界です。

独立FP(コミッション収入以外で生計を立てるFP)の場合、このような営業活動をしなければならないのでしょうか?

ゼロからスタートした場合には、当然仕事のきっかけをつかまなければなりませんから、何らかのアクションが必要でしょう。

しかし、根本的な部分において私は独立FPが自ら営業活動をすることには疑問を持ちます。

FPの仕事は顧客が困っていることを解決する手助けをすることです。これはよくお医者さんに例えられます。

お医者さんは基本的には営業活動をしません。しかし、評判の良いお医者さんと評判の悪いお医者さんの差は歴然としています。

誰がこれを決めるのか?患者(顧客)に他なりません。

私は7年間FPで生計を立ててきましたが、そういう意味で自ら営業活動を行ったことがありません。

営業は大変な仕事です。

決して片手間にできるものではありません。もし、営業活動に力を入れるとしたら、仕事は多く取れるかもしれませんが、本業がおろそかにならざるを得ないと考えます。

仕事は取れたものの、肝心の中身がお粗末では次にはつながりません。

営業活動に注力する時間を自らの実力を養成することに使う。これが理想だと思います。

ある著名なFPの方がおっしゃっていました。

「ありがとうございましたと頭を下げるのは顧客であってFPではない」。確かにそのとおりです。現実にFPとして活躍されている方だからこそ、このような事が言えるのだと思います。

私は「自分の仕事自体が営業である」と考えています。

顧客が満足してくれたら、必ず次の仕事が来ます。基本業務(相談業務)はともかく、応用業務(講師業務、執筆業務等)ではまさにその通りです。

営業活動は必要があればアウトソースすることができます。

それよりも、顧客に満足していただき、次に仕事がもらえるような実力をつけることのほうが先決ではないでしょうか?

顧客を満足させることができる実力(魅力)のあるFPであれば、必ず次の仕事はやってきます。

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