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コラム

その41 「年齢と能力」

今回は、FPで独立するための「年齢と能力」についてお話したいと 思います。

私の周りには、若くして独立した方もいれば、かなりの年齢になってから 独立した方もいます。その人その人によってさまざまです。

独立するのに最適な年齢というものはないと私は思います。

経験という面から言えば、年配の方のほうがはるかに上でしょう。
しかし、年齢が高くなるにしたがって、いろいろな手かせ足かせが でてくることも事実です。

20代の独身の方であれば、独立してからしばらくの間収入が乏しくても、 何とかしのいでいくことができるでしょうが、配偶者やお子さんがいるよう な方であればそう簡単にはいかないと思います。

独立を考える場合には、自分の年齢におけるメリット・デメリットを十分 検討すべきでしょう。

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若ければ人生経験は少なく、すぐには顧客の満足を得る仕事は できないかもしれません。しかし、その代わりに失敗を繰り返すことが 可能であるというメリットがあります。

年齢が高ければ人生経験がそれだけあるわけですから、少々努力を すれば顧客に満足してもらえる仕事をすることはそう難しくはないと 思います。しかし、そう何度も失敗ばかり繰り返していくことは許され ないでしょう。

自分の今の年齢におけるメリット・デメリットを十分理解した上で、独立 準備をすすめることが大切だと言えます。単純に若いからまだ無理だ、 年齢が高いから遅いのでは、などと躊躇していては、いつまでたっても 独立に踏み切れません。

私は今まで、独立を希望されるたくさんの方とお会いしてきましたが、 ほとんどの方のお話が、「いずれ独立しようと考えている」、「あと何年 後ぐらいに独立するつもりだ」というものばかりでした。

私はこれらの方は、独立する不安を先延ばしにしているようにしか 思えません。本当に独立するつもりがあるなら、「独立するのだが、 どのようにしたらいいのだろうか」という話になってくるはずです。

「独立したいのですが」と私に相談された方のほとんどすべての方が、 未だに独立していないのが現実です。おそらく、「独立したい、どうし たらいいだろう、難しいかもしれない、でも独立したい」の繰り返しで、 貴重な時間を費やしているのだろうと思います。

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まず、「独立をする」ことを決意して、自分の年齢を考えて周到な独立 準備をする。これが大切です。

若ければ思い切って独立し、それから先に苦労をしていく覚悟を決め る。年配の方であれば、自分自身の経験を仕事に結びつける手段を 学び、思い切って独立する。いずれにしても独立してしまわなければ 何も始まりません。

頭の中だけで独立のシミュレーションを繰り返すこと、これが独立する ための一番の障害になります。

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人間の能力には、それぞれ発揮できる年齢があるように思います。

若くして能力を発揮できる人もいれば、年配になってから能力を発揮 できる人もいます。俗にいう早熟型か大器晩成型かということです。

また、三国志の話を持ち出しますが、劉備玄徳と諸葛孔明が好対照 だと思います。2人がめぐり合ったのは、劉備が40代後半、孔明が 20代後半でした。

劉備は、それまで様々な苦労を重ね他国の居候を続けていましたが、 孔明と巡り合って以来、一国の主となる道を進むことになります。

孔明はそれまで実務経験のまったくない若者でしたが、劉備と巡り 合って以来、大軍師としての道を歩み始めます。

この2人の力によって蜀という国家が建設できたのは、2人の能力が 発揮できる年齢が一致していたことに、大きな理由があるように思い ます。人間は能力を発揮する年齢にぶつかれば、思わぬ仕事できる 可能性があるということです。

もう一度申し上げますが、独立するのに最適な年齢というものはあり ません。

独立するために一番大事なことは「独立する」という覚悟を決めること です。

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