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コラム

その52 「好きな道で食べていく」

今回は、「好きな道で食べていく」ということについてお話したいと 思います。

みなさんはなぜFPで独立し、食べていきたいのでしょうか?

それぞれいろいろな理由があると思います。また、改めて聞かれると 上手く答えがみつからない方もいらっしゃるでしょう。

しかし、どの方にも共通していえることは、「好きだから」ではないでしょ うか。嫌いなものになりたいと考える人はいません。やはり、FPで独立 を目指される方はFPが好きなのに違いありません。

好きな道で食べていかれたら、どんなに幸せだろう。働くことも苦に ならないだろうし、それが他人に感謝される仕事であったら本当に すばらしいことだ。FPで独立を目指される多くの方は、心の中でこの ように考えているのではないでしょうか。

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FP資格を取得し、独立を目指す方には、本当に真面目な方が多いと 思います。私は長年資格学校でFP講座を担当しておりますので、特に それを実感します。

FP資格を取得しようと考えている方は、他の資格に比べて純粋で 質の高い方が多いようです。これはひいき目ではありません。ただ 資格を取るためではなく、FPの勉強をするのが楽しくて講義を聴き に来ている方がどのくらいいるのか。これは受講生の目を見れば 明らかに分かります。

真面目で純粋な気持ちからFPで食べていきたいと考える。 本当にすばらしいことだと思いますが、実際の独立への行動に移る とこれがあだになることが多いのです。

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会社から給料をもらわずに、自分で自分の食い扶持を稼ぐ。 これはきれい事ではありません。死に物狂いで金を稼がなければ なりません。

サラリーマンというある意味では温室状態にあった人がその理想を 掲げて独立への道へ踏み出した時、現実の大きな壁に突き当たり ます。「こんなはずではなかった。これでは食べていかれない。」等々。

好きな道で食べていくということは、そんなに甘いものではありません。
自分の人生の設計図がくるうかもしれませんし、場合によっては家族 を路頭に迷わせることになるかもしれないのです。

それでも、あなたはあえて独立という目的に向かって進みますか?

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好きなことをやっていて本当に楽しいのは、生計を立てていくことと 無関係な場合だけです。それが職業となれば、苦しく、辛いことのほう がはるかに多いのです。

趣味の世界としてFPをやっている、例えば仲良しFP倶楽部であれば 楽しいことも多いでしょう。しかし、いざ食べていくとなったら、このよう な理想や甘い考えは捨てなければなりません。

食べていくためには、常に自己研鑽を怠らず、自分の商品価値を 高めていかなければなりません。これは相当に大変なことです。
しかし、そのような不断の努力を続けていても、収入に結びつくとは 限りません。

実力はあっても、それを評価してもらえなければお金になりません。
お金にならなければ、生活できないのは当たり前です。絶望と恐怖 に戦いながら、実力向上にたゆまぬ努力を続けること。これがプロ の世界です。

FPに限らず、プロといわれる人たちは常にこのような状態で頑張っ ているはずです。しかし、それがプロとしての本当の力、誇りにつな がっていくのだと思います。

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好きな道で食べていくことは甘くない、辛く苦しい道なんだということを もう一度理解していただきたいと思います。そして、それでもなおかつ この道に進みたいという方であれば、私はぜひ独立を勧めたいと思い ます。

好きな道で食べていくことの苦しさはどのようなものであるか。それを 知りたい方は、次の書籍を読んでみるといいと思います。

「真剣師 小池重明」団鬼六著
http://www.papy.co.jp/act/books/1-311/
(電子書店パピレスで525円でダウンロードできます)

将棋以外になにもできない小池重明という男の物語です。その実力は プロ棋士をしのぐほどでありながら、その人生の末路はどうなったか。
将棋をまったく知らない方でも、十分感動するはずです。

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