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コラム

その71 「実技を学ぶ」

今回は『実技を学ぶ』ことについてお話したいと思います。

FPで独立し、生計を立てていくためには実技の習得は不可欠です。
これを得ずに独立することは不可能ともいえます。

実技は実務経験と似ていますが、もっと実践的なものです。実務の 経験はあっても、それをお金を稼ぐことに結び付けなければただの 経験でしかありえません。

別の言い方をすれば、自分の能力を他人に買ってもらう技術という ことになるのでしょうか。つまり、顧客を満足させ、それに見合った 報酬を支払ってもらえるテクニックということです。

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お金をいただくための技術。これが実技です。

分かりやすい例に例えてみます。

大工さんという職業があります。大工さんで生計を立てている方 は、星の数ほどいるはずです。彼らが生計を立てていかれる理由 を考えてみてください。

それは、家を建てることができるからでしょう。もし、家を建てら れない大工さんがいたとすれば、それは大工さんとは言わない でしょう。

では、大工さんが報酬を支払ってもらえるテクニック(実技)とは なんでしょうか?

基本的なことから言えば、金づちで釘を打つこと、カンナで木を削る ことでしょう。どんな大工さんでも、最低これはできるはずです。

もちろん、素人にもこれはできます。いわゆる日曜大工というやつ ですね。しかし、プロの大工さんの仕事と日曜大工の仕事では、は っきり差がつきます。同じことをやっても、仕事のできばえはまった く違うのです。

これでお金を貰える仕事と趣味でやる仕事の違いはお分かりいた だけたと思います。

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FPにおいてもこれはあてはまると思います。FPの業務でも、報酬を いただける仕事と趣味でやる仕事は明らかに違います。

FPで生計を立てていくのであれば、この実技を習得しなければなら ないのです。釘の打ち方、カンナの使い方をマスターしなければなら ないということです。

ところが残念なことに、これを勘違いされている方が大変多くいらっ しゃるように思います。FPとしての知識を積み重ねることに専念され ている方々です。

建物の構造や素材の知識。これも当然必要になるでしょう。しかし、 これだけ知っていても家が建てられるでしょうか?

知識の積み重ねに専念し、釘の打ち方、カンナの使い方がなって いなければ、当然お客様から報酬をいただけるような仕事はでき ません。

「FP資格では食べていけない」と言っている方の中には、そのよう な誤った考え方をしている方が多いように思います。建築学者を 目指す方はともかく、プロとしての大工さんには決してなれません。

FPで生計を立てていくということは、顧客に満足していただける家 を建て、その対価として報酬をいただくプロの大工さんになること と同じである。こう考えてみてはいかがでしょうか。

次回は具体的な実技についてお話したいと思います。

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