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コラム

その74 「無用の用」

今回は、「無用の用」ということについてお話したいと思います。

FPの仕事は、最も知的な仕事の部類に入ります。したがって、 独立してFP業務を行うには知的センスが求められます。

しかし、知的であればそれで顧客満足が得られるかというと、実際は そうでないことが多いのです。知的なアドバイスだけを行っても、顧客 に満足してもらえなければ次の仕事にはつながりません。

FP実務においては、知的な部分以外のものが必要とされます。
これはいうなれば遊びの部分です。

遊びのない仕事には余裕が感じられません。余裕がなければ、顧客 に安心感を与えることやこちらの魅力をアピールしていくことは難しい のではないかと思います。

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この遊びの部分とは、どのようなものでしょうか。

物に例えるなら、ドーナツの穴のようなものということができるで しょう。ドーナツを食べるという目的だけでとらえるなら、穴など 無用です。

しかし、実際のドーナツにはこの無用な穴が空いています。

一見、無用なものであるように見えても、実は用をなしているもの。

これを無用の用と呼びます。この無用の用があるからこそ、子ども がドーナツを食べたいと思うのです。

無用の用があるからこそ、全体が形づくられているのであり、逆に 無用の用こそが目に見えない魅力の部分であると考えられます。

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FPの実務においてもまたしかり。無用の用を持たないFPの仕事に は、魅力が感じられません。この無用の用こそが、FPで生計を立て ていくためのポイントのような気がします。

もう少し具体的に考えてみましょう。

相談業務においては本題に入る前の雑談、執筆業務においては 興味をそそられる話、講師業務においては余談などがこれに相当 すると思います。

知的なアドバイスだけを考えるならば、まさに無用の用ということ になります。しかし、これがまったくなければ、顧客に満足してい ただきリピートにつながるような仕事はできないと思います。

知識を提供するだけがFPの仕事ではありません。ユーモアの センスや人間性こそ生計を立てていくためには重要になってく るのです。

まじめで優秀な方ほど、この無用の用を持たないことが多いよう です。FPの仕事は全人格的なものですから、無用の用をいかに 形づくっていくかということも考えておく必要があるでしょう。

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