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コラム

その86 「腹をくくる」

今回は、「腹をくくる」ことについてお話したいと思います。

古今集に次のような歌があります。

「世を捨てて 山に入る人 山にても なほ憂き時は いづち行くらむ」

難しい歌ではないので意味は分かると思いますが、ご自身のことと比べて考えて みてください。FPで独立したいとお考えの方は、もう一度自らの考えを確認す る必要があるのではないでしょうか。

FPで独立を目指す気持ちの根底に、ある意味憧れのようなものがないでしょう か。独立したらこんなにすばらしいことがある、今よりやりがいのある仕事がで きる。確かにその通りになるかもしれませんが、場合によっては違った側面に直 面することもあります。

理想と現実は違うんだということは、実際に独立して初めて分かることなのかも しれません。問題はその時にどうするかということです。「こんなはずではなか ったのに」と後悔するか、「これも試練の1つだ」と頑張るかによって、その後 の展開は大きく変わります。

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独立準備を進めている段階では、いつでも後戻りすることは可能です。しかし、 いったん独立してしまえば、引き返すことは不可能です。「僕の前には道がある。 僕の後には道がない」ということになります。

FPで独立をすれば、大なり小なりこのような状況に突き当たるでしょう。その 時に必要になるのは「覚悟」です。すなわち、腹をくくれるかどうかです。

独立をしたものの、それまで考えていた理想と現実のギャップに直面し、精神的 に病んでしまったり、独立を諦めてしまう方も相当数いらっしゃいます。これで は、せっかくの志が無駄になります。そうなるのなら、初めから独立という大そ れた(?)夢など持たなければよかったのに、ということにもなってしまいます。

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独立を目指す準備段階のうちに、精神的に強いものを養っておく必要があります。
困難に直面した時に、腹がくくれるかどうか、それを乗り越えていくだけの強さ ということです。

もう少し具体的に考えてみましょう。次のようなケースではどうでしょうか。

「独立したものの、数ヵ月間仕事がなく、貯金も底がついてきた」

このような危機に直面した時に、どのような精神状態でどのような行動が取れる かがポイントです。背に腹は代えられぬということで独立を諦めてしまうか、石 にかじりついてでも自分の目標を目指すのか。

アルバイトをしてでも、借金をしてでも自らの志を貫く覚悟がありますか?この 覚悟があれば必ず独立起業は必ず成功すると確信します。ある意味、命がけにな れるかどうかということです。

もし、そこまで腹をくくることができなければ、結局冒頭に掲げた歌のようになっ てしまいます。サラリーマンはいやだ、独立してもうまくいかない、いったいど こに行けばいいのでしょう?

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