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コラム

その101 「変化できる者」

今回は、「変化できる者」というテーマでお話したいと思います。

進化論で有名なダーウィンの言葉に次のようなものがあります。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯 一生き残るのは、変化できる者である。」

この言葉には、FPで生計を立てていくための大切な要素が含まれているよ うな気がします。FPの仕事の対象は人間です。人間は常に変わっていくも のであり、その人間の集団である社会も刻一刻と変化をとげています。した がって、生き物を対象にするFPの仕事も十年一日のごとく同じであっては なりません。

人々のライフスタイルの変化、社会情勢の変動、景気や経済の動きによって、 FPもまた変わっていかなければなりません。相談業務を行うにしても、執 筆・講演を行うにしても、自分自身の確固たる考えを持って行うことは大切 ですが、それは絶対的なものではありません。人々の変化、環境の変化に応 じてFPとしてのスタンスも変えていく必要があるのです。

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FPを職業として継続的に収入を得ていくことは、ある意味弱肉強食の世界 で生き残っていくことです。FPとしての自分のスタンスも変化させていか なければ、この競争に生き残っていくことは到底不可能です。

私自身もFPで仕事をしてきた10年間、さまざまな形で仕事に対するスタン スを変化させてきました。参考までに、私が主たる収入にしている講師業務 における中心テーマを振り返ってみるとそれがよく分かります。

1998年 「銀行での投信販売とその背景」
1999年 「金融ビッグバンとこれからの生保業界」
2000年 「わが国の財政赤字と将来」
2001年 「EB債等の商品知識」
2002年 「インターネットを使った資産活用術」
2003年 「確定拠出年金の活用ポイント」
2004年 「公的年金の改正とこれからのライフプラン」
2005年 「買ってはいけない金融商品」
2006年 「西暦2007年問題」

その年ごとの主なテーマを挙げるとこのようになります。これだけを見ても われわれを取り巻く環境が大きく変化していることがうかがえます。これは セミナー・講演のテーマですが、当然相談業務や執筆業務におけるポイント も変化しています。

FP講座で習ったことは、FP業務における基本知識であり、非常に重要な ものです。しかし、それだけではご飯を食べていくことはできません。大切 なのは、人々の変化・社会の変化に応じて自分自身のスタンスを変えていく ことです。これは自分自身が目で見て、頭で考えていくべきことです。「金 銭教育」のテーマが流行っているから、私も金銭教育のテーマでいこう。こ のような安易な考えではプロとしてやっていくことはできません。

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