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コラム

その102 「サラリーマンから独立を目指す」

今回は、「サラリーマンから独立を目指す」というテーマでお話したいと思 います。

私もサラリーマン生活を15年ほど経験してきました。今でこそ、「サラリー マンという職業は、人に使われ管理される、人間としての本能に反するもの である」などと言っていますが、実際に自分がサラリーマンであった頃を思 い出すと必ずしも悪いことばかりではなかったと思います。

特に、毎月決まった給料がもらえること、病気で休んでも有給休暇があれば その分の収入は保証され、さらに傷病手当金という制度もあることなどを考 えてみると、独立FPとしてやっている現在に比べてはるかに良い環境であっ たといえるでしょう。独立FPの環境はどうなのかというと、これとまった く正反対のことを言えばすべてあたります。

毎月決まった給料がもらえず、病気で休んだら収入が減る、長期に入院した ら一家が路頭に迷う。さらに、「熱があるので休みます」といってズル休み ができない、「悪口を言おうにも上司がいない」、「交通費をちょろまかし ても意味がない(財布は1つだから)」、「仕事をさぼる楽しみがない(そ の分寝ずにやらなければならなくなる)」、「くだらない長電話ができない (自分のお金が減るだけ)」、「金曜日にルンルン気分にならない(土日に 仕事があるから)」......。このように、独立FPはサラリーマンとまった く逆の環境で仕事をしているわけです。

どうでしょう、今の環境とまったく逆の劣悪な環境になるとしても、あなた は独立を目指しますか?

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サラリーマンの方が独立を目指すかどうかという決断は、「自由を取るか、 安定を取るか」ということに他なりません。大げさに言えば、生命の危険を かえりみず、自由を求めるかどうかということです。

「男はすべからく自由を求めるべきである」

私はこの言葉が好きです。別に男でなくてもいいのですが。他のものを犠牲 にしてでも、自由を求める姿勢、これが独立を成功させる原動力であると思 います。

サラリーマンが独立を目指し準備を始めると、必ずなんらかの障害に突き当 たります。それは家族や配偶者の反対であったり、友人や上司・同僚の諌言 であったり、経済的な不安であったりします。たいていの方はこれに負けて しまい、独立を断念するか、先延ばしにしようとします。そして結局独立で きないまま、「FP資格では食べていけない」などと言うようになってしま うのです。

本当に「FP資格では食べていけない」なら、口先だけで言うのではなく、 それを証明してみるべきでしょう。すべての障害を乗り越えて、必至で食べ ていくための努力をした結果、やはり食べていけなかったのなら確かにその とおりでしょう。しかし、「FP資格では食べていけない」と言っている人 は、すべて何もやらなかった人です。何事も苦労をしないで上手くいくわけ はありません。

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サラリーマンで独立を目指される方には、現在のすべての環境を捨てるだけ の覚悟が必要です。しかし、何も考えず、独立して苦労しろと言っているわ けではありません。その覚悟を持って独立準備をすれば、やるべきことは分 かってきます。

頭の中で独立を思い描いていることが独立準備ではありません。実際に行動 することです。お金がなかったら、お金を稼ぐことです。会社でアルバイト を禁止されているからできない?そんなことで独立を諦めてしまうのですか!
仕事が忙しくて独立準備ができない?実際に独立したら今の3倍は忙しくな るでしょう!

本当に安定より自由を求めるなら、言い訳はやめましょう。お金がなかった ら、お金を稼げばいいのです。仕事が忙しければ仕事をさぼり独立準備をす すめましょう。もし、会社に忠誠を尽くしたいのなら、独立は諦めましょう。
上手くいかなかった場合の保険として、会社での立場を守りたいと考えてい るのなら、あなたは決して独立できません。

家族の反対にあい、どうしても説得できなかった時、あなたが自由よりも家 族が大切であると考えるのであれば、独立すべきではありません。配偶者や 家族のために生きるのも立派な生き方です。しかし、「FP資格では食べて いけない」とは決して言わないでください。それは「あなたがやらなかった だけ」ですから。

本気で独立するつもりがあれば、万難を排して独立準備をすすめる以外に道 はありません。口先だけでは自由は手に入れることはできません。

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