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コラム

その113 「社交辞令」

今回は、「社交辞令」というテーマでお話したいと思います。

人間関係を円滑にする手段として、「社交辞令」というものがあります。有 名な例として、「京都のお茶漬け」があります。お客がそろそろ帰り支度を はじめる頃になると、「何もないですが、ちょとお茶漬けでも」と言って引 き止めるのですが、これぞまさしく社交辞令です。「ではお言葉に甘えて」 などといって長居をしてしまったら、大恥をかくことになります。「ちょっ とお茶漬けでも」という言葉の裏には、「もう夕食の時間だからそろそろお 帰りになっては」という意味が含まれています。

このような社交辞令は、日常生活でも、ビジネス社会においても結構使われ ます。その本当の意味を理解し、相手の気持ちを理解した行動をとる人が粋 な人なのです。しかし、世の中には社交辞令に含まれている意味を理解でき ず、額面どおりに受け取ってしまう方が結構いるようです。このような人は、 ある意味正直なのかもしれませんが、世の中を上手く渡っていくには大変困 りますね。

「社交辞令」では、その真意がまったく正反対のところにあります。その場 の状況を自らが判断し、相手の気持ちを汲み取るということが大切です。そ れに適した行動を取ることによって、人間関係が円滑になり、相手からも1 人前として認められることになります。反対にこれができない人は、相手の 気持ちを汲み取ることができない人間と判断され、相手から軽く見られるこ とになってしまいます。

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その場の状況を自らが判断し、相手の真意を汲み取ること。これはFPの仕 事にとって必要不可欠なものです。特に、相談業務においては、顧客が初対 面のFPに本当のところを話すケースは少ないものです。その真意を汲み取 り、顧客が本当に望んでいるアドバイスをしてあげることが、信頼につなが ります。信頼が得られれば、リピーターになっていただくことや、他の顧客 を紹介していただくことも、さほど難しいことではありません。

人間は結構複雑な生き物ですから、自分が思っていることと、まったく反対 のことを言う場合も多いものです。また、他人との関係を円滑にしたいため に、社交辞令を使ったり、心にもないことをいう場合があります。この辺の 心理を読み取ることができるのと、できないのとでは、仕事を行う上では大 きな差がでてきます。相手の真意を汲み取ることができれば、相手よりも優 位な立場に立つことができるからです。また、相手の考えとは見当違いのア プローチをすることもなくなり、効率的に仕事をすることができます。

社交辞令の真意を汲み取ることができなければ、相手から軽く見られると申 し上げましたが、逆に真意を汲み取ることができることによって、腹立たし い思いをしたり、くやしい思いをすることもあります。特に、社交辞令のか たまりのような慇懃無礼な奴には頭にきます。また、男性の読者の方は、過 去に好きな女性から、「いつまでもお友達でいましょう」ということを言わ れて落ち込んだ経験はないでしょうか。

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