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コラム

その116 「他人に影響されやすい人」

今回は、「他人に影響されやすい人」というテーマでお話したいと思います。

前回、独立成功している人には個性的な人が多いというお話をしましたが、 その対極にある「他人に影響されやすい人」も世の中には、多くいらっしゃ います。他人と同じことをやるのに抵抗感がない人は、どちらかといえば集 団向きの性格だと思います。思い切って独立して頑張られる方もいらっしゃ いますが、独立しなければという必然性にやや欠けるので行動に出るまでに 時間がかかります。

個性が強すぎる人は、このまま会社にいたらダメになるという危機感を持つ ことが多いようです。この危機感こそ、独立に踏み切るための大きなステッ プになります。しかし、「他人に影響されやすい人」はここまで切実なもの を持つことは稀だと思います。とりあえず、今の仕事をしていれば安定した 給料がもらえるし、職場には気の合った仲間もいる、家族にもそのほうがよ い、このように考えれば独立する必然性はありませんし、その方が影響を受 けている周囲の多数の人の考えでは、「FP資格で独立して食べられるはず はない」ですから。

私のところにも、毎週のように「FPで独立したいのですが」という相談が きます。その中には、やはり「他人に影響されやすい方」もいらっしゃいま す。お目にかかってお話を聞くと、確かに独立したいという志は感じられる のですが、実際に行動を起こす段になると自分では決められないんですね。 配偶者の方や友人・同僚の意見を聞いて決めるということになります。

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他人に自分の将来を任せてどうするのでしょう?

「自分のことは自分でやりなさい」。こう言いたくなります。慎重なのは結 構ですが、最終決断ぐらいは他人に頼るべきではありません。独立というの は、集団から見れば非常識な行動です。集団に身も心も取り込まれている人 の言うことは1つです。「やっぱり、無理なんじゃないの」。

このように言われると、「他人に影響されやすい人」は怖くなってしまうの ですね。そして出す結論は次のいずれかです。

「もう少しFPとしての知識を積んでから独立しよう」

「まずは、FPをボランティアとしてやっていこう」

FP資格をどのように使うかは、その方の自由ですから、私がとやかくいう 筋合いはありません。しかし、確実に言えることは、私の知る限り上記2つ の結論を出した方でその後独立して生計を立ててる人間はいません。

しかし、私が相談に乗らせていただいた方の中でも、このような結論になる 方が多くいらっしゃいます。独立して生計を立てられるFPがどんどん出て きてほしいと切に願っている私にとって、これほどさみしいことはありませ ん。

「あーあ、優秀なFPの方がまた1人、独立できない道を歩んでいくのか」 というのが私の本音です。

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