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コラム

その121 「心づかい」

今回は、「心づかい」というテーマでお話したいと思います。

当社の母体となっているFP独立成功研究所の共同事務所には、現在30名 を超えるFPたちがいます。30名といっても全員が毎日事務所にくるわけ ではなく、それぞれが独立FPとして自分の自由な時間に事務所を使ってい るのです。

もちろん私も必ず事務所に行くわけではありません。できるだけ毎日行くよ うにはしていますが、講師の仕事などが入っていると夕方や夜になってしま うこともあります。そのような時には、もう皆帰ってしまい誰もいないとい うことも多いのです。がらんとした事務所に1人でいるといろいろと気づく ことがあります。

共同事務所に女性のFPもたくさんいますが、その中の1人を仮にAさんと よぶことにします。私が人気のない事務所に入ったとたん、「ああ、今日は Aさんが来ていたんだな」と分かることがあります。なぜ分かるのでしょう か?それは机やイスがきちんと整頓され、机の上はきれいに拭かれているか らです。男性のFPがタバコを吸った灰皿もぴかぴかに磨かれています。本 当にありがたいと思います。

別にきちんと整頓することが偉いといっているわけではありません。Aさん の心づかいがうれしいのです。一般の会社なら毎日同じメンバーですから、 誰かがやってくれるのでしょうが、共同事務所は何人ものFPが出入りしま す。いつ誰が使うかは分かりません。まして、各人はそれぞれが独立事業主 です。基本的には他人のことは関係ありません。

でも、次に使う人が気持ちよく仕事ができるように。これが心づかいです。
自分の義務としてやっているわけではなく、命令されてやっているわけでも ありません。本人がごく自然な気持ちからやってくれているのでしょう。

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Aさんご本人は、別にたいしたことではないと思われているかもしれません。
しかし、今の世の中はこの心づかいができる人は本当に少ないのです。決し て「やっておきました」とは言わないけれど、見る人が見ればわかるのです。
自分のやったことをアピールすることが当然という風潮の世の中で、このよ うな奥ゆかしい心づかいができる人は本当にすばらしいと思います。

私がここであえて申し上げるまでもなく、一昔前であればごく普通のことだっ たでしょう。でも、それができない人が多いのが現実です。使ったら使いっ ぱなし、出したら出しっぱなし、食べたら食べっぱなしの人と比較すれば、 どちらが魅力的な人かは一目瞭然です。おおげさにいえば、その人の歩んで きた人生がわかります。

FPとして食べていくつもりなら、このような心づかいができる人になって ほしいと思います。FPの商品は自分自身です。自分自身の人格に仕事は来 るものです。この基本的なことを忘れて知識や技術を身に付けても、決して FPで生計を立てていくことはできないでしょう。独立準備をする段階でぜ ひ考えてほしいことの1つです。

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