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コラム

その140 「3つの約束」

今回は、「3つの約束」というテーマでお話したいと思います。

「コラムその139」では、「信用」を得ることの大切さ、「信用」を得るには 「約束」を守ること、そして商売上には「時間・お金・仕事」の3つ約束が あることをお話しました。

私もこのコラムの原稿を書きながら、何でこのような当たり前のことを書か なければならないのだろうという気持ちでした。しっかりと「約束」を守っ ている読者の方には、本当に申し訳ありません。小学生に教えるような内容 で大変恐縮しています。

しかし、このような当たり前のことをあえて書かなければならないぐらい、 独立した方、独立を目指している方に「約束」を守れない人が多すぎるので す。今しばらくおつきあいください。

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「信用」を得るためには、必ず守らなければならない「時間・お金・仕事」 の「3つの約束」について具体的にお話したいと思います。

まず、「時間」についてですが、これは社会経験の長い方は口をすっぱくし て言っていることです。誰でも長い人生のうちには、約束の時間に遅れるこ とはあります。しかし、怖いのはこれに慣れっこになってしまうことです。

約束の時間に遅れても、鈍感になってしまい罪悪感を感じない。「遅くなり ました」の一言で済ませてしまう。緊張感がない。これでは、永遠に信用さ れない人間となってしまいます。このような悪しき習慣は排除しなければな りません。

約束の時間に遅れるということは、相手の人生を無駄にしていることです。
アポイントの時間、仕事の期日、すべてそうです。約束に遅れることによっ て、相手に余計な仕事を増やしたり、いらぬストレスを与えてしまうことに なります。これでは、「信用」を得ることなど決してできません。

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次に「お金」についてです。お金にルーズな人間は、それだけで独立する資 格を持ちません。ビジネスパートナーや取引先への支払い、家賃やカードの 引き落とし等々。商売上では、一度でも約束を違えれば、それでおしまいに なることがよくあります。手形の不渡りなどはその典型的な例です。

サラリーマンとして勤めているうちは、それほど切実に感じることは少ない でしょうが、商売をするようになれば痛いほどわかります。お金の約束は命 がけでも守る。これは肝に命じておかねばなりません。

忘れていたなどというのは、もってほか論外です。間違って支払い金額を多 く約束してしまった。それでも支払わなければなりません。口約束だから。
とんでもありません。書面を交わさない口約束ほど、信用を得るために大事 なものはないのです。

「お金」の約束を守れない人は、いずれは自滅していきます。他人に信用さ れない人が厳しい娑婆で生き残っていけるはずはありません。私はお金にルー ズな人間は仕事もできないと考えています。今までの経験からも、これは間 違っていないように思います。

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時間をしっかり守る。お金にルーズではない。しかし、肝心の「仕事」の約 束が守れないようでは独立してご飯を食べていくことはできません。

「仕事」の約束とは、「このような形でお願いできますか」と依頼され、 「わかりました」と答えた約束のことです。相手がこちらに要求しているこ とを了承して引き受けた仕事ですから、それを違えることはあってはなりま せん。

もちろん、こちらの仕事が相手の思っていた内容とは異なっていたとか、相 手の評価が悪かったということは起こりえます。そうではなく、意識してあ るいは無意識に手抜きをしてしまうことをいっています。十分な実力を身に つけた後であれば、良い意味での手抜きはできます。効率よく仕事をこなす という点から考えれば、相手の要求を最低限満たす手抜きは悪いことである とは限りません。

問題はそういった高度な技術を持たないうちから、手を抜いてしまうことで す。未熟なうちは、誠心誠意やることが信用を得るための第一歩です。忙し いから、面倒な仕事だからといって手を抜いてしまう。これはすぐに底が割 れてしまいます。もう二度と依頼が来ることはないでしょう。未熟な仕事で も、一生懸命にやった努力のあとは見る人が見ればわかります。

さらにもっとひどい例もあります。引き受けた仕事を忘れてしまう人間です。
忙しさにかまけて忘れてしまうことが多いようですが、これは最悪です。忙 しかろうがなかろうが、このようなことは決してあってはならないことです。
そのような事例は、他人に命令されて仕事をすることに慣れきっていて、自 分の力で稼ぐ意識がない人間に多く見られます。

独立して自ら稼ぐというハングリー精神を持っていれば、このようなことに なろうはずもありません。なぜなら、仕事は飯の種だからです。給料日を忘 れるサラリーマンがいないのと同じです。仕事を義務としてこなす。このよ うな考えを持っているから忘れてしまうのですね。そのような人間に限って、 謝ることと、言い訳をすることは天下一品です。

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