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コラム

その141 「不言実行」

今回は、「不言実行」というテーマでお話したいと思います。

独立を志し、独立準備を始める段階になると、さまざまな雑音が入ってきま す。FPで食べていくのは難しいだとか、やめたほうがいいとかいった否定 的な意見です。これは、仲良しFP倶楽部のメンバーであったり、友人・同 僚であったり、家族であったりします。

このようなことをしたり顔でさも正論であるかのように言われると、気持ち がぐらついてしまう場合がよくあります。そのような時に思い出していただ きたいのは、「彼らは何もやっていない」ということです。

何もやっていない人間には、できるかどうか、やめたほうがいいかどうかを アドバイスする資格はないのです。やったことがない人間にアドバイスされ てやめてしまう。これほど馬鹿馬鹿しいことはありません。しかし、独立へ の不安を抱えている人間にとっては、彼らの一言が妙に説得力のあるように 聞こえてしまうのです。

他人の忠告に耳を傾ける。これは大切なことです。しかし、やったことのな い人間、何もやらないで失敗した人間のアドバイスに耳を傾ける必要はあり ません。百害あって一利なし。実際に苦労して食べている人間に話しを聞く にしかずです。

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ただし、家族の忠告は無視するわけにはいきません。自分の収入で養ってい かなければならない配偶者ならなおさらです。実際、「家族に反対されて」 独立を断念するFPの方は非常に多いようです。家族を説得するということ も、独立準備の大きな要素を占めるように思います。

私のところにも、毎週のように独立の相談があります。じっくりとお話し、 本人の不安も解消し、頑張ってやってみようというところまではいくのです が、自宅に帰るとこの決心がぐらついてしまうことが多いようです。

結局、家族を説得できずに終わってしまった方の多くは、さらなる知識の積 み重ねに走ったり、無収益のボランティアでやっていこうと考えるようにな ります。それが独立への前進になればいいのですが、このメルマガで何度も 申し上げているとおり、違う方向に行ってしまいます。

そして、FPで食べていくのは難しいだとか、やめたほうがいいとか、他人 に話すようになるわけです。この繰り返しで、何もやらないで他人にアドバ イスをするFPが増えていくという図式になります。これはFP業界にとっ て憂慮すべきことであると私は考えております。

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「何もやらないで能書きだけを言う人間」。これを「うどん屋の釜」といい ます。うどんやの釜に入っているものは、「湯だけ」ですから。いやしくも 一度はFPで独立を志した人間が、このような「うどんやの釜」になっては いけません。

今の環境で独立できないのなら、その環境を作るべく努力すべきでしょう。
勤めを辞めることだけが独立への道ではありません。少しでもFPで稼ぐ訓 練をしていくことです。会社の副業禁止規定に悩まれている方もいらっしゃ ると思いますが、グーグルで「副業禁止規定」で検索してみてください。さ まざまな方のアドバイスが出てきます。

米国などでは、副業禁止規定などないのが一般的です。これからの時代を考 えれば、そのような旧態依然とした規定がある会社に一生を捧げる価値があ るかという考え方もできます。いずれにしても、困難があるからこそやる人 間が少ないわけですし、壁にぶつかって試行錯誤することによって道が開け てくるものです。

まずはやってみてからの話です。やる前からできるできないを論じる意味は ありません。「不言実行」。行動を起こしてから考えましょう。本当に真剣 に努力してなおかつダメであれば、それから「FPで独立できない評論家」 になっても遅くはありません。

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